スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2013.09.01 Sunday
  • -
  • -
  • -

「凛緩茶湯」 @ 諏訪 レポート

あけましておめでとうございます。湯道の近藤ヒデノリです。
年末年始ばたばたしてすっかり遅れてしまいましたが…
昨年の湯道×一品更屋さんによる「凛緩茶湯」諏訪ツアーをレポートします。

結論からいうと、めちゃくちゃ盛り沢山で面白かったこのツアー。
温泉はもちろん、建築、岡本太郎、絶品の「真澄」の日本酒に野天の茶の湯、、、
ほとんど馴染みのなかった諏訪の縄文的でディープな魅力を満喫させて頂いたのでした。

個人的には以前、別府のアートフェアにツアーを組んで行った事がありますが、
それにも匹敵する密度の濃さ。諏訪、恐るべしです。
さんざんバックパック旅行や個人旅を楽しんだ後だからか、
いい大人がそろって行く「大人の修学旅行」が意外にすごく楽しい。

改めて、ほぼすべてのアレンジをしてくださった一品更屋さんと、現地側のオノウエさん、商工会議所のみなさま、重ねてありがとうございました!

というわけで、ふりかえってみます。
諏訪駅に集合して、ガイド役のオノウエさんの案内でバスに乗り込む一行。個人旅行しまくった後だけに、逆にこういう団体ツアー風情が新鮮で楽しい。

凛緩茶湯

昼食は市内の老舗味噌作り屋で。うなぎの白焼きと、あん肝の味噌漬けが絶品。真っ昼間からお酒が進む一行。

凛緩茶湯

食事の後は、
諏訪大社ができる遥か昔からこの地の土着の神を祀る御頭御社宮司総社(おんとうみしゃぐじそうしゃ)へ。縄文時代からの神である自然神、ミシャクジを祀るこの場所、透明な光が差し込み、まさにパワースポットな風情。

そして、市内の縄文時代から諏訪のミシャグジ信仰の祭祀を司ってきた、守矢一族の資料館へ。立ち並ぶ鹿の剥製がダミアンハースト以上の迫力…諏訪は江戸時代から日本で唯一肉食が可能だった場所だったとか。荒々しい諏訪。ちなみにこの建物は「縄文建築団」で知られる藤森照信さん設計によるもので、むき出しの樹木が屋根から突き出すさまが縄文的。

凛緩茶湯

そして史料館から歩いていくと、同じく藤森照信氏によるふたつの建築が!手前が文字通り「空飛ぶ泥舟」、奥に見えるのが「樹上の茶室」。写真で見たことはあったけど、初めて実物を見れて感激。

凛緩茶湯

そして諏訪大社へ。

凛緩茶湯 諏訪

境内にある木々が、いちいち荒々しく生命力を感じさせます。

凛緩茶湯 諏訪

みんなでお参り&お祓いを受ける。僕はなにげに初めての体験。

凛緩茶湯

宿に帰ってからは食事の前に温泉へ。アーティストの山上渡さん、中村哲也さん、僕とcivic artの渡辺くん。

凛緩茶湯 諏訪

室町時代の「淋汗茶湯(りんかんちゃのゆ)」では湯の後は抹茶だそうですが、「湯上がりにはビールと冷やし蕎麦」というのが湯道流。蕎麦何杯でも行きたくなるところを、この後のごちそうに備えてがまん…。

凛緩茶湯 諏訪

そして茶席へ。茶道 小堀遠州流 小堀芙由子さんによるお点前。奥に飾られているのが、左から山上渡さんの作品、中村ケンゴさんの「Re:」が並ぶ作品、そして下に隠れてるけど中村哲也さんの作品も。

凛緩茶湯 諏訪

お風呂に入った後の茶席。ひと時の緊張が、ぐっと場を引き締める。

凛緩茶湯

茶席のあとは宴席。緊張から弛緩へ…。
フルタヨウコ、宮坂久美さんによる諏訪の食材を生かした食べきれないほどの料理を味わいつつ、 「真澄」の社長の熱い話と絶品のお酒、そして、自分の欠点を紙に書いて胸元にはって曝け出す「駄目人間祭り」で、止まらない婆娑羅な宴会は深夜まで…

凛緩茶湯

あんなに飲んだのはどれくらいぶりだろう…。でも、いい酒だと次の日に残らないんですね。快晴のなか、再び諏訪大社へ。

凛緩茶湯

温泉好き湯道チームはこの後、もう一件、名前からして秘湯「神の湯」へ。山の奥にひっそり佇むこの温泉…ゆっくりこもって湯治していきたくなる最高の場所。。

凛緩茶湯 諏訪

混浴じゃないので男連中でパシャリ。露天じゃないけど、まさに森野ど真ん中、開放感抜群です。

凛緩茶湯 諏訪

湯上がりには、川のほとりで「のだて」。一品更屋が考案した懐石料理も一緒に楽しむ野点。みんなでお弁当を食べたあと、再び小堀遠州流 小堀芙由子さんによるお点前をいただきました。

野点自体、僕は初めての経験でしたが、お風呂での「弛緩」から、川のせせらぎを聞きながらの茶席で気持ちのいい「緊張」。今回のツアーはまさにこの繰り返しが心地よく、ほんと盛り沢山!

凛緩茶湯

さらに、もうお風呂へもう一軒。1928年に造られたという洋風温泉施設「片倉館」へ。深さ1.1mの「千人風呂」やローマを思わせるサウナ、レトロな建物がいい感じ。

凛緩茶湯 諏訪

そして、最後に昨晩浴びるほど飲ませて頂いた「真澄」酒造×一品更屋による「諏訪大酒器展」へ。揃えたくなる器がたくさん。僕も松本かおるさんのを一つ購入。愛用してます。

凛緩茶湯

そんなわけで、振り返ってみても、ほんと盛り沢山だった諏訪ツアー。
今月号の雑誌「DISCOVER JAPAN」にこのツアーとほぼ同じ内容のものが掲載されてます。
完全に諏訪のファンになりました。また行くぞー!
みなさま、ありがとうございました!

そして、湯道も今年もいろいろ活動していきますので、
よろしくお願いします!


第六回 湯会「淋汗茶湯 」レポート

湯道の近藤です。遅くなってしまいましたが…第六回湯会のレポートです。

第六回湯会は、「湯道」と現代茶の湯を提唱する「一品更屋」さんとのコラボレーションによる「淋汗茶湯 」。かつて茶の湯の楽しみ方の一つとしてあったという、風呂に入った後で茶を飲み、酒宴を行う流儀を現代風に再現してみました。当日は台風も心配されたものの、雨にも降られず無事ルーフデッキで開催。ロケでも一度も雨に祟られたことがない晴れ男ジンクスが効いたのでしょうか。

会場は前2回に引き続き、浅草の「日の出湯」最上階。今回はここに点前座を用意しました。以下、「一品更屋」さんに解説して頂きます。
第六回 湯会「淋汗茶湯 」

今回の点前座。夏の風呂上りということで、冷水点前にしました。薬缶が乗っているのは風炉ならぬ氷炉。中に氷が入っていて、お茶を点てる水を冷たく保ちます。風炉先屏風の変わりに、10階からの眺めを飾りました。夜は浅草の夜景に変わります。<一品更屋>

第六回 湯会「淋汗茶湯 」

茶湯で使った茶碗はカラフルな小野穣さんの作品と、渋い望月薫さんの作品。お客様には、それぞれ気に入った茶碗を選んでいただき、お茶を楽しんでいただきました。<一品更屋>

第六回 湯会「淋汗茶湯 」

お茶をたてる一本更屋さん。

第六回 湯会「淋汗茶湯 」

お風呂で解放され、弛緩した後のちょっとした緊張感。その後は、一人一人に料理が運ばれてきます。

第六回 湯会「淋汗茶湯 」

淋汗茶湯の伝統に則り、素麺とフルーツを準備しました。贅沢にもツムギヤさんの特製料理。美味い!<一品更屋>

第六回 湯会「淋汗茶湯 」

風呂上がりのお茶と素麺がこんなに美味しいとは…。しかもこの素麺、胡麻とトマトを使ってるのがまたさっぱりして美味しい。パイナップルの黒酢漬けもまた然り。つむぎやさん、流石です。

第六回 湯会「淋汗茶湯 」

今回は浴衣を着た女性の方ももちらほら。僕も初めて仕立てたばかりの着物デビューでしたが、皆様も湯会には着物や浴衣で是非。

第六回 湯会「淋汗茶湯 」

そして、茶席の後は宴会へ。今回はだだ茶豆から始まり、最中を使った3種類のブルスケッタなどなど。一品一品に工夫があって、いちいち美味しい!

第六回 湯会「淋汗茶湯 」
 
宴もたけなわのところで、一品更屋さんによる今回のテーマ「淋汗茶湯 」の由来の紹介へ。
闘茶から始まったとされる茶の湯の初期の頃にあったとされる「淋汗茶湯 」…風呂の後にお茶を飲み、その後で行われたという酒宴……その一端を感じてはまってしまいそうな一晩でした。

そして、実際、「淋汗茶湯 」は拡大して、次回に続くことになっています。詳細はまた追ってこちらで紹介します!お愉しみに。

第5回湯会レポート@日の出湯、稲荷町

第五回湯会レポート、湯人の近藤です(写真右奥)。

今回のテーマは「文学と温泉」ということで草なぎ洋平(TOKYO PISTOL)さんをゲストに迎え、浅草で開催された湯会。毎回、湯会では女性の参加が多いんですが、今回もOLさん、編集者の方、初の看護婦さんなど女性多し。そして、この日の男性陣はゲストの草なぎさんをはじめ、若手アートコレクター、アート好き弁護士、自称ベストセラー作家、AR三兄弟など各方面に濃い面々。まずは、銭湯のあるビルの10Fルーフデッキでお風呂に入る前のビール!

第5回湯会

こちらは今回のために制作した新作湯道具。草なぎさんの兄で僕の飲み仲間でもある画家、クサナギシンペイによる手ぬぐいです。2色刷りの屋根の上の猫と、木々にとまった鳥がモチーフの一挙2種類。兄弟初コラボだとか。


壁に貼ってみました。


そして入口そばには若手書家、有門大祐による「着衣混浴」。
湯道のコンセプトは湯を通じた対話。
部屋で着衣のままでも、そこは精神の混浴の場なんです。


ひとしきり湯道や今日の趣旨の紹介の後は、男女別れて階下の銭湯へお風呂タイム。
お風呂から戻れば、前菜には檀一雄の愛したレシピによるカツオのたたきと、七輪で牛タンやホタテ、前沢牛など、東北の海と山の幸を焼きまくりです。東北から取り寄せているのは、ささやかながら3.11で被害を受けた東北の物産を少しでも消費することで支援しようとの想い。

第5回湯会

そして、お風呂に入ってリラックスしたところで自己紹介。同じ釜の飯を食べた仲という言葉もありますが、「同じ風呂に入った仲」というのもそれに近いものを感じます。それにしても、この日はホタテを焼きまくりました。日本酒とほんと合いますね。

第5回湯会

そして本日のメイン、草なぎ洋平さんによる、文学者と温泉の知られざる関係をプロジェクターを使って紹介。こうしてみると、ほんと温泉に縁の深い文学者は多いです。

第5回湯会

こんな風にだらっと、ゆるく過すの湯道スタイル。話は温泉から、文学へ、映画へ、温泉で活性化された頭でぴゅんぴゅん飛びます。草なぎさん、想像以上にマニアック(笑)。
第5回湯会
 
そんなわけで今回も終ったのは10時半頃。
温泉と文学、食とお酒と楽しい人がいれば夜もあっという間の、
ゆるっと楽しい第五回湯会でした。

次回はどんな湯会になるのか。
湯道をつくっていく旅、まだまだ続きます。


第四回湯会@日の出湯、稲荷町

第四回湯会は、屋上にルーフデッキのある浅草の銭湯、日の出湯で開催しました。

今回は、宮城で買ってきた日本酒と、石巻で自宅が半壊したお爺さんが作った特選醤油と酢を使って、男子料理ユニット「つむぎや」による特製料理。湯会、始まって以来のなかなか本格的なセッティング。復興に想いを馳せつつ、湯を通じてゆるりと対話を楽しむ…心配された雨にもふられず、最高の夜でした。

↓浅草を見下ろす10Fのビルの屋上。みんなで1Fのお風呂に入ってから、宴は始まりました。

湯会_日の出湯@稲荷町 
この日の料理をつくってくれた「つむぎや」の松浦さんとはTOKYO SOURCEの出版パーティーで料理をお願いして以来、久しぶりのこと。今回は、被災地で頂いてきた醤油とお酢と現地の食材を使った料理をお願いしましたが、どういう料理が出てくるのか、楽しみでした。

まずは七輪で炙る野菜や、ソーセージ、牛タンなど。そして様々な野菜を和えた惣菜。イヤー、酒が進みます。ヤングコーンがこんなに旨いとは。

湯会_日の出湯@稲荷町

ワカメの和え物もシンプルながら旨し。そしてキノコと唐墨だったか、こちらも旨い。

湯会_日の出湯@稲荷町

真ん中がつむぎやの松浦さん。著書の「つむぎやの コンロ1口、絶品ごはん」を片手に。

湯会_日の出湯@稲荷町

ルーフデッキのわきには小上がりのような和室スペースも。風呂上がり、旨いつまみで酒は止らず・・・生ビールサーバーと、
3本用意していた日本酒一升瓶も全部空になりました。

湯会_日の出湯@稲荷町

〆は頂いた醤油に漬け込んだ卵を使った、卵かけご飯!旨かった〜

湯会_日の出湯@稲荷町

そんな感じでお風呂とおいしい料理と…そのすべてを味わうのが湯会。
参加頂いたみなさん、ありがとうございました!
また次回をお愉しみに!<近藤>


第4回湯会

日時:5月27日(金)19時 日の出湯集合
場所:日の出湯(浅草)
http://hinodeyu.com/
湯道具:中村ケンゴ、手ぬぐい「Speech Balloon on the Yu」他
料理:つむぎや http://www.tsumugiya.com/
料金:4000円(手ぬぐい、入浴料、東北の日本酒、料理込み)
主催:湯道xACT4JPN × CIVIC ART

湯道ウェブサイト
http://web.mac.com/camelkondo/iWeb/YUDO/Top.html



第三回湯会@武蔵小山温泉

武蔵小山温泉

日時:2011年2月26日
場所: 武蔵小山温泉
ホスト:近藤ヒデノリ

恒例の26日(風呂の日)に催されている湯会、今回は GQ JAPAN 誌でも取材を受けた武蔵小山温泉。TOKYO SOURCE 編集長近藤一家、ノマド・トーキョー米田フクヘン、Google の川島さん、写真家の有高さん、コンサルタントで DJ バリ帰りひでつうさん、芸大生の今井さんが参加。奄美の焼酎飲みながらの第二部には、デザインユニットの SPREAD さんも参戦。赤ん坊からオッサンまでまさに混浴状態の会でした。
ひでつうさん曰く、「初対面の方々と出会って3分で風呂でフルチンでアート談義。未来だなぁ〜。ソーシャルだなぁ〜」(笑)<ケンゴ>

第二回湯会@北千住大国湯

第二回湯会は、北千住の大国湯で開催。
地元に住む写真家、高田洋三に案内してもらいました。

今回は僕と高田君以外、全員女子の華やかな湯会。
まずはみんなでぶらぶらと北千住の立ち呑み屋へ。僕はこういう店が大好きなんです。おっさんたちに混じって、まずは串カツとキャベツをつまみつつビール。
そして、いよいよ大国湯へ。


歴史建築としても紹介されているという堂々とした建物。
入口のロビーにおいてあった謎のオブジェも印象に残ります。
露天風呂もなかなかの大きさで解放感満点。

その後は、みんなでいわし料理屋へ。ここがまた旨い…
立ち呑み→風呂→また呑み…という別府での温泉体験を思い出すような酒三昧の湯会でした。
<近藤>


第2回湯会

日時:12月26日(金)19時 
場所:大国湯(北千住)
http://hinodeyu.com/
湯道具:中村ケンゴ、手ぬぐい「Speech Balloon on the Yu」他
ホスト:高田洋三(写真家)

湯道ウェブサイト
http://web.mac.com/camelkondo/iWeb/YUDO/Top.html




第一回湯会@高円寺小杉湯

高円寺小杉湯

日時:2010年10月26日
場所: 高円寺小杉湯
ホスト:米田智彦


キックオフ湯会

プレ湯会 

巣鴨でのキックオフ湯会

1

selected entries

categories

archives

recent comment

  • 第六回 湯会「淋汗茶湯 」レポート
    細美和彦
  • 第六回 湯会「淋汗茶湯 」お風呂と茶の湯のヒミツのカンケイ」8月20日
    AtoZ

profile

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM